「何それ、レズレイプとか?」
髪の長いナース……。佳香の動きが止まった。
「どうなんだろ。何でか分からないけど、イッちゃってアヘってるんだよ、その人。マンコなんか汁まみれだったし、オッパイは乳噴いてツヤ光りしてるし」
「変態女じゃないの」
「分かんない。だからまた薬もらいに寄らないと。まさか声なんか、かけられないじゃん」
女生徒たちは話しながら出て行った。
「……」
あのナースだ。佳香は直感した。
「そっか、あの人も……」
佳香の口元がかすかに歪む。
「見たかったかも」
………………
…………
……
舛谷佐緒里。それが件の髪の長いナースの名前だった。
佐緒里の手にかかって生き恥を晒した女の一人として、彼女がどんな恥ずかしい目に遭ったとしても、佳香は微塵ほども同情しないだろう。
§ § § § §
バタバタバタッ。
ナースステーションから病棟に向かう通路。
一人のナースが、三人のナースに追われて走る。
逃げているのは佐緒里、追っ手はその後輩たちだ。
先頭の足の速い女が中谷。佐緒里より二つ年下で、佳香が最初にワゴン車に引きずり込まれた際に、下着を引きずり下ろした女だ。
その後ろが小曽根。去年採用の二十歳で、乳房揉みが大好き。クリトリスを揉まれてもがく佳香の乳首をしつこく摘まんで乳汁を噴かせたのが彼女である。
最後尾で乳揺れがひときわ目立っているのが佐和山で、こちらも去年採用組だった。力が強く、下半身の押さえ役か股のこじ開け役である事が多い。三人の中で唯一、襲われた経験があるのが彼女だ。高校3年の秋、閉門間近の薄暗い下駄箱付近。何人がかりでやられたのかすら定かではないが、ナースになってからは女を裸に毟るのを斜に構えて楽しんでいるきらいがある。
後輩たちはみな医療用の薄いゴム手袋を着けており、少々異様だった。
「ひぇぇっ!」
佐緒里は長い黒髪を振り乱し、ナース服の下で乳房が激しく揺れ動くのも構わず、必死の形相である。
学校の廊下だって走ったら怒られるのに、ナースが全力疾走とはどういうことなのか。
「ひぃっ、来ないでっ!」
「先輩、往生際悪いですよ~」
追う後輩たちはみな楽しそうだった。
笑顔が見えるし、同じように乳房が揺れていても余裕が感じられる。
先輩と呼ばれた佐緒里は、この病棟の先任ナースである。
だから普段は追っ手の彼女たちに指示を出す立場だ。
「あっ! わわっ!」
勢い余った佐緒里が、廊下の突き当たりを曲がり損なって蹴躓いた。
空き缶のゴミ箱ごとひっくり返って尻餅をつく。
派手な音とともに大量の空き缶が廊下に散らばった。
佐緒里は空き缶なんかどうでもいいとばかりに、引き攣った顔で後ろを振り返った。
そしてすぐに立ち上がって走り出す。
「ひゃっ!」
ところが運悪く、見舞客らしき女性二人が病室から出て来て、佐緒里の進路を塞いでしまった。
避ける間もなく二人に突っ込んで再び転倒する佐緒里。
女性たちもとばっちりでスカートが捲れ、でかい尻と太い脚を曝して悲鳴を上げる。
二人の見た目は佐緒里と同年代か少し上くらいで、どこぞの若奥さんといった雰囲気だった。
「ナイスブロック!」
そこへ追っ手が駆けつけ、一斉に飛びかかった。
「ひぃぃぃっ!」
後輩たちが速攻で佐緒里のスカートの裾をつかんで捲り上げ、白ストッキングもろとも下半身を剥きにかかる。
パンストに包まれた佐緒里の下半身は、見かけよりもムッチリと肉付きが良かった。尻が大きく、太腿も太い。
着痩せするタイプと思われた。
「やっぱり」
中谷が股間部に浮かぶシミを見つめる。
パンスト越しにも、下着の膣穴周辺が濡れて肉色が透ける様子が、はっきりと確認出来た。
原虫に感染している証拠だ。
「嫌ぁぁぁっ! あああっ!」
「先輩、いい加減に諦めて下さいよぅ」
三人の後輩たちは手際が良かった。
職業柄、抵抗する女を裸に毟るのはお手の物だ。
口うるさい先輩をこの時とばかりにヒン剥きにかける嬉しさが、どの顔にも滲み出ている。
誰に見られるか分からない廊下であることなんか、気にかける素振りすらなかった。
「剥いちゃえ、剥いちゃえ」
「ひぃぃっ!」
小曽根が体重をかけて上半身を押さえつけ、佐和山が腹と腰を抱えて固定する。中谷は蹴飛ばされない位置取りでパンストの首に手を入れて『手がかり』を作った。
晒されるのは佐緒里であって自分じゃないのだから容赦も遠慮もない。
「や、やめなさいっ! 私にこんな事してタダで済むと……」
「一刻も早く手当をって先生の命令なの。悪く思わないで下さいねぇ」
威圧を試みる佐緒里だが、後輩たちは意に介しなかった。
医師の命令は絶対なのだ。
ちなみに佐緒里たちに襲いかかられて逃げおおせた女は一人もいない。
一番若い佐和山でも千人以上の女を剥いているから、佐緒里はその数倍は堅いはず。
無毛の小学生から主婦まで。全ての女が『おまんまん』を晒されたのである。
後輩たちの手から逃れることは、もはや不可能。
「ああっ、駄目ぇっ!」
「そうれっ」
ずるっ。
中谷のかけ声と共に、一瞬でパンストと下着が滑って尻が露出した。
「先輩、『おまんまん』出しましょうね~」
おまんまん。それは日頃、佐緒里が裸にされまいと必死の女性をからかう常套句であった。
「嫌ぁぁぁっ! 裸にされたくないっ!」
横向きの体勢で丸くなろうとしていた佐緒里が、焦って上を向く。
尻を隠そうと手を伸ばすものの、上半身のナースに邪魔されて届かなかった。
もやっと露わになる恥毛と、ナースの肩越しに下着を探して握ったり開いたりの掌。
窓から差し込む陽が当たるせいで、陰裂がくっきりと透けて見えていた。
陰裂の切れ込み位置が高い。つまりワレメが長い。
今のところ『具』は陰裂の内側に隠れ、スジが一本走っているだけだった。
「あ~ら、『おまんまん』出されちゃったねぇ。舛谷佐緒里さんは確かに女の子でした~」
中谷が剥き出しの恥部に顔を寄せてふぅふぅと息を吹きかけると、恥毛がそよいでもやの中にスジが透けて見える。
これも佐緒里がよくやることだった。
必死で抵抗中の女性も、風が当たるのでマンコを出されたことを思い知るのだ。
「ひぃぃぃぃぃっ!」
「あらあら」
中谷が更に手のひらで恥毛をかき上げて正面から陰裂を晒す。
見舞客二人は、いきなり目の前で繰り広げられる裸剥き騒動に言葉もなかった。
何故ナースが通路の真ん中でマンコを出されているのか理解できず、顔を見合わせるばかりだ。
「あまり近づかない方がいいっすよ。伝染るかもしれないんで」
佐和山が振り向いて声をかけ、佐緒里の腹に被さったナース服とスカートをまとめて大きく捲り上げた。
恥部を隠してやる気なんか全くないらしい。
「やめてぇっ!」
ずるずると、正面からパンストと下着を一緒くたに引き下ろされてしまう佐緒里。
柔らかそうな太腿のお肉がもがく度に波打つ。
「嫌ぁぁぁっ!」
「先輩、うるさいっすよ?」
「やめてぇぇぇっ!」
響き渡る悲鳴に、パジャマ姿の入院患者まで何事かと出て来た。
今度は中学生くらいの少年だ。
彼はあられもない姿の佐緒里を目にすると、「うわ」と一声上げたきり動かなくなった。
「あああっ!」
状況はどんどん悪化していく。
上半身側では、小曽根がボタンを外して前をはだけにかかっていた。
「ひぇぇっ! あひっ!」
経験豊かなナースである佐緒里も、所詮は一人の女性。上と下を同時進行で脱がされてパニックに陥ってしまった。
どこをガードしたらいいのか分からなくなるのだ。
一方的に脱がせるのは得意でも、脱がされ経験なんか皆無に等しいのだから仕方がない。
「先輩、頑張って~」
でたらめに手足を振り回して暴れる佐緒里の顔を見下ろして、小曽根が馬鹿にしたように笑った。
そしてナース服の前をぐいっと押し拡げる。
全力で走ったせいで今にもブラからこぼれそうな乳房。
小曽根は掌をブラの中に突っ込むとへらのような形に揃え、乳房を両方まとめて掻き出してしまった。
「あひぃぃぃっ!」
捕まって一分と経たぬうちに、乳房もマンコも。
露出した乳房はなかなかのものだった。
佳香ほどではないが標準サイズは余裕で超えている。
乳輪が大きく特徴的だった。乳首も太めだ。ただ、色素は薄かった。
分類するなら柔乳タイプ。
柔らかそうにひしゃげ、よく揺れる乳房だった。
「やっぱり」
小曽根がピンと勃った乳首を指先で弾く。
触れられたわけでもないのに乳首を勃てていることも、感染の証拠の一つだ。
「ひぃぃっ!」
佐緒里が身をよじると乳房がプルプル踊った。
「せぇのっ」
相手は三人もいる。乳房に気を取られているわけにはいかない。
下半身側では片脚だけ下着を抜かれ、膝の裏を抱えられて股をこじ開けられそうになっていた。
「ひぃっ! ひぃぃぃっ!」
気付いた佐緒里が必死で脚に力を込める。
乳房がどれだけ揺れようと、乳首を摘ままれようと、最早それどころではない。
そして一度は開きかけた脚を引き戻すことに成功したものの、三人がかりでは勝ち目がなかった。
「あああっ!」
「先輩も『ひぃ』って悲鳴上げるんすねぇ。悔しがるタイプかと思ったけど」
「女の子しちゃって」
股を閉じようと力を振り絞る女の脚と、拡げようとして加えられる力の戦い。
一進一退で生木を裂くように拡がっていく脚。
「駄目っ、嫌あっ!」
その様子は、かつて佐緒里たちがワゴン車に連れ込み、寄ってたかって裸に毟って股をこじ開けた佳香の姿とそっくりだった。
膝から下がバタつくので、片足首にぶら下がったパンストと下着がひらひらと旗みたいに揺れる。
「あああっ!」
「ほかの女と変わらないうろたえっぷりすね」
「嫌ぁぁっ! はっ、恥ずかしいっ!」
佐和山が、乳を揺らしながら必死の抵抗を試みる佐緒里の姿を眺めて笑った。
「女のマンコ晒しが大好物のくせに、自分がやられる時はヒィヒィじゃないですか」
「そうそう。わざと見舞客の見ている前で脱がせたり」
「処置室が空いてない時なんか、待合室でヒン剥いたり」
「6人部屋で仕切りカーテンなしでマン毛剃ったり」
「これまで先輩に裸に剥かれた女って千人以上いるでしょ」
「中学生くらいの男の子を射精させるのも得意ですよねぇ」
「嫌ぁぁっ!」
佐緒里は悪行を暴き立てる後輩の声なんか耳に入らないらしく、ますます激しく乳房を揺らして暴れる。
そもそも後輩たちにしても、積極的に佐緒里に従ってきたのだから非難する資格なんかないのだが、自分のことは棚に上げるのが世の常というもの。
一日に何十人もの他人の性器に触れるナース稼業を選んだ時点で、そういう事が好きなのは当然だった。
小曽根だけは成り行きで婦人科に進んだ口だが、他の二人にはきっかけがあった。
佐和山は高校3年の夏に襲われ、抵抗空しくイカされて。声が聞こえていただけで、未だに特定出来ない女に嵌められたもどかしさの中、女性に対して復讐心に似た感情を抱いている。
中谷は中学3年の時、見舞いに訪れた産婦人科で生々しい強制剃毛現場を見てしまったことが原体験だった。掻き拡げられた女性器、丸見えのクリトリス、揺れる乳房、響き渡る悲鳴。その中でナースの手でツルツルに剃り上げられていく女性器の有様。その光景は今でも鮮明に思い出すことが出来た。
「やめてぇぇっ!」
「ほぅら見えてきた」
小曽根の手でグリグリと乳房を捏ねられる佐緒里が、太腿に筋を浮かべて股を開かれまいと抵抗する。
しかし多勢に無勢ではどう頑張っても勝ち目はなかった。
下半身に向けて伸ばした腕は届かず、空しく手のひらが空を掻きむしるのみ。
「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
中谷と佐和山が、いよいよ力任せに股をこじ開ける。
「あああああっ!」
一旦『ハの字』に股が開いてしまうともう駄目だった。
生木を裂くように太腿が左右に泣き別れていく。
後輩たちがクスクス笑う中で女性器が陽光の下に露わになり、やがて口が開いて中に収まった『女』が明るみに晒される。
これも佐緒里が普段やっていることだった。
大抵の女は力一杯に股を開かされると、本人の意思とは関係なくナマモノが弾けるものだ。膣穴、小陰唇、クリトリス。陰裂の中身全てが曝け出てしまう女も少なくない。
佐緒里もまさに、それらの女たちと同じ姿になっていった。
いつもはやりたい放題のスケベナースも、襲われてしまうと一人の女に過ぎない。
本人が望もうと望むまいと、女なのだからそうなるしかないのだ。
開脚が一定の角度を超えた段階で陰裂が口を開き始め、中に収まった『具』が刻一刻と露わになっていく過程も同じ。
「嫌ぁぁぁぁぁっ!」
最初に陰裂の中で折り畳まれた小陰唇が露出し、次にクリサヤが見えて、更に脚が拡がると小陰唇のカーテンが分かれて膣口が現れた。
佐緒里はクリトリス包皮が長いのか、膣穴の中まで覗けるほどに股が広がって尿道口が露出しても、クリ豆は隠れたままだった。
どちらかというとくどい印象の女性器だ。
陰裂の内側に具が満タンに詰まってる感じ。
でも色合いは綺麗で、色素沈着は殆ど見られなかった。
恥毛の濃さは普通。恥毛を剃り落とされる前の佳香よりも多少濃いめで発毛範囲が広い。
陰核包皮の輪郭がぷっくりとしており、中のお豆が大粒であることを示していた。
「なるほどねぇ」
後輩ナースたちが、剥き出しになった佐緒里の『女』に視線を注ぐ。
同性ならではの、品定めするような容赦のない視線だった。
舛谷佐緒里はこういう乳房と女性器を持った女。ナマで確認出来て、どの顔も楽しそうだ。
背後で見ていた女性二人が、「どういうこと?」とひそひそ囁いながら股間に視線を向けている。
佐緒里のマンコがトロトロに濡れぬれぼそっていることに気付いたからである。
大量のお汁でぬめった膣穴周辺。
無理矢理裸にされたことは明らかなのに濡れているなんて、普通ならあり得ない状態だ。
襲われて興奮している? まだ若いけど変態女?
中学生くらいの少年はまだ女が濡れるということが分からない様子で、立ちすくんだまま目を見開いていた。
「大洪水っすねぇ、先輩」
佐緒里の乳房をねちっこく捏ねる小曽根。
去年入ったばかりの新入りに為す術もなく乳房を揉まれ通しの佐緒里の姿に、中谷が笑いをこらえながら陰裂に指を差し入れ、軽く掻き混ぜた。
「あひっ! んはぁっ!」
途端に佐緒里の身体がビクンと反応して仰け反る。
「あはは、気持ちいいんだ」
ニュルニュル。ニュルニュル。
中谷の指先が陰裂の内側を数回往復した。
「ああっ、んあああっ! んひぃぃぃっ!」
その間わずか数秒ほど。
言葉にならない叫びと共に、佐緒里が高く腰を突き上げて太腿を痙攣させた。
誰の目にも佐緒里が一瞬でイッた事が明らかなほど、激しい反応だった。
「これだけでイッちゃったの? あっきれた~」
中谷は指を引っ込めようとしなかった。
手術用の手袋をはめた指先がぬめった具を弄り回し、膣穴にも指を突っ込んで掻き混ぜる。
濡れた小陰唇が指先に絡み付いてグニグニと蠢く様子は、大層に卑猥だった。
「マンコ弄られちゃったね、先輩」
やがて佐和山の指先まで伸びて陰裂の真ん中あたりに狙いを定める。
中谷には膣穴と小陰唇、佐和山にはクリトリス。
「やっ……やめ……くはぁぁぁっ!」
ひとたまりもなくイカされてしまい、自力で股を閉じることもかなわずに腰が突き上がる佐緒里。
漏れた小水が尻のワレメを伝って床に滴るおまけ付きだ。
「んはぁぁぁぁっ!」
プルプル震える乳房は先端がほ乳瓶みたいに尖って湿り、ちょっと摘まんだだけで乳を噴きそうだ。
「撮っておこうか。先輩のこんな女らしい姿、見ることないだろうし」
小曽根がスマホを取りだしてレンズを向けた。
「ふふっ、濡れマンコと揺れ乳。いい眺めっすよ」
「ああああっ!」
マンコを掻き混ぜられ中の佐緒里は、フラッシュが光っても気付く様子もなかった。
後輩たちが交代で剥き出しマンコの横でVサインを決める。
中学高校で見られるカイボウのノリだった。
「うっ」
それまで銅像みたいに固まっていた少年が急にしゃがみ込んだ。
真っ赤な顔でパジャマの前を押さえている。
「あらら、射精しちゃった? キミには刺激が強すぎたかもね」
佐和山が馬鹿にしたような声を出した。
「いい機会だからしっかり勉強して行きなよ。女はここがすっごく弱いんだよ」と、クリトリスをくるくるさすって見せる。
「包茎クリってわけじゃないんだね」
中谷がクリトリス包皮がよれて切れ目が開き、中に隠れたピンク色のお豆が見え隠れする様子を見て口元を歪めた。
「包茎はそこの射精坊やじゃない?」
「オチンチン剥いて掃除してあげてもいいけど、今は人手が足りないかなぁ。ごめんねぇ」
後輩ナースたちが笑う。
「さ、先輩。先生に診察してもらわなくちゃ」
「い、嫌っ……大丈夫だから……嫌……」
佐緒里が、うわごとのように呟いた。
中谷に立て続けにイカされ、すんでのところで白目を剥きかけていたが、諦める気はないらしい。
意識が朦朧としているようで、瞳の焦点が合っていなかった。
「ダメダメ、感染してるんだから処置しないと」
「嫌ぁっ!」
「ははぁん、先生にマンコを見られるのが恥ずかしいのかな?」
小曽根に図星を指された佐緒里が「嫌っ、嫌っ」とだだっ子みたいに叫ぶ。
それはそうだ。毎日顔を合わせる相手にナマのマンコを晒すなんて、恥ずかしいに決まっている。
仕事柄、女性がどんな有様で診察されるのか知っているだけに尚更だった。
マンコは全開。クリトリスの皮だってめくられてしまう。抵抗してもナースたちに押さえつけられてしまい、されるがまま。
ひっくり返された亀のような状態で、膣穴の中を調べられる羽目になるのだ。
佐緒里はそうするように後輩たちを指導して来たのだから、見逃してくれるはずがなかった。
「嫌っ、離してっ!」
佐緒里は往生際悪くもがいた。
他の女にするのと、自分がされるのとでは全然違う。
「先輩、諦めて診られちゃいなって」
「んひっ!」
小曽根が両乳首を摘まんでコリコリ転がした。たまらずに仰け反る佐緒里。
「ほらぁ、乳汁が出てるじゃないですか」
「う、うそっ……」
佐緒里は否定するが、乳首の先っぽが白く湿っていた。
「文句があるなら先生に言って下さい。さ、ナースステーションに運ぶわよ」
「はぁい」
中谷の指示で、皆で「よいしょ」と佐緒里の身体を持ち上げる。
「あああっ!」
そして乳房もマンコも丸出しのまま、子供にオシッコをさせる時のような体勢で運ばれていく。
誰も隠してやる気なんかないのは明らかだった。
「ひぃっ、離してぇっ!」
「はいはい、暴れない暴れない」
「嫌ぁぁぁっ!」
「……一体何だったの」
「さぁ……感染とか言ってたけど、何のことやら」
足首に絡まった下着をヒラヒラさせながら遠ざかる佐緒里の姿を、先刻来の女性二人が唖然と見送る。
リノリウムの床に点々と液体が飛び散り、この場で行われていた騒ぎを物語っていた。
一人が少し先の廊下に転がった片方のナースサンダルを拾い上げ、まだ佐緒里の叫び声が聞こえてくる方向を見つめた。
「これ、どうしよう」
「……届けてあげた方がいいんじゃないかしら」
「そうよねぇ」
二人は顔を見合わせると、佐緒里たちを追って歩き始めた。
廊下の外れに位置するナースステーションのカウンターには、受付終了の札が掲げられていた。
内側の書類棚と机の間に、子供サイズのベッドが置かれている。数年前に、佐緒里が提案して設置したものだ。それは大人の女性には小さいけれど、ナースたちが取り囲んで押さえつけるには好都合な大きさだった。
処置室が使用中のタイミングで運び込まれた女性は、そこで裸にされてしまう仕掛けである。
周囲には目隠しカーテンも仕切り板もない。だから不運な女性は、通りかかった人に裸を晒されているも同然だった。
「離してぇぇぇっ!」
「はいはい、大人しくする」
「嫌ぁぁっ!」
そこへ向こうから賑やかな一団が近づいてきた。
佐緒里様ご一行であることは言うまでもない。
主役はボロンとこぼれた乳房を揺らしながら、必死で股を閉じようと足掻く佐緒里だ。中谷と佐和山に両脚を抱えられているせいで、股間に女性のシンボルが丸見え。
「ひぃっ!」
ベッドに転がされた佐緒里が手際よく仰向けに押さえられ、股を大きく拡げられる。
「嫌っ! 嫌っ!」
またしても悲鳴を上げながらマンコを晒される佐緒里。
「女の子しちゃって」
小曽根の手で揺れる乳房をわしゃわしゃと乱暴に揉まれてしまう。
たちまち陰裂が弾け、先ほど廊下で剥き出しになっていたのと同じナマモノが、場所を変えて曝け出た。
ナースステーションには直射日光が当たらず、天井の蛍光灯が光源だ。そのせいかヌラヌラ濡れたナマモノの色合いが先ほどよりも淫靡に見えた。乳房も乳汁でツヤツヤだ。
めくれかけたクリサヤが戻りきっていないらしく、大粒のクリトリスの頭が覗いている。
「あああっ!」
ものの数秒で大股開きに押さえつけられた佐緒里がうろたえた声を上げた。
身体をひねって逃れようとしても、乳房がプルプル踊るだけ。
「先輩、ほんと諦めが悪いっすねぇ」
小曽根が腰に手を当てて、乳揺れを眺めて笑った。
「こんなに濡れちゃって。先輩、またイキたいでしょ」
先にマンコに手を伸ばしたのは佐和山だ。
彼女は押さえ役のことが多いが、弄る方も大好きだった。
「あひっ……やめっ……あああっ!」
陰裂から小陰唇を引きずり出されて揉みしごかれ、佐緒里は悲鳴が言葉にならなかった。
強烈な快感に、太腿をピクピク震わせて仰け反りポーズに固まってしまう。
「もっと気持ちよくしてあげるね」
中谷も指を伸ばして膣穴に指を突っ込んだ。
「ひっ、ひっ……あひ……」
二本指がゆっくりと膣穴を出入りする度に、面白いように淫汁が溢れて垂れ落ちる。
「あはは、すごい顔」
腕を押さえる佐和山が、見る見る目玉が上がって白目を剥きかける佐緒里の表情を見下ろして笑った。
それから「本格的にお乳噴き始めたよ」と、乳首を摘まんで乳房を持ち上げた。
「んひぃぃぃっ……んひっ……あひっ」
摘ままれた瞬間に尖った乳首の先から糸のように乳汁が飛び散り、しぶきとなって肌を濡らす。
「ああっ……ああっ……あはぁぁぁぁっ!」
股をこじ開けられてから、一分と持たずにイカされた佐緒里が嬌声を張り上げた。
「くひぃ……はぁぁぁぁっ!」
「きゃはは、イッてるイッてる」
佐和山が淫汁でぬめる小陰唇を器用に押さえてニュルニュル弄る。
中谷も膣穴からクチュクチュ音が聞こえるまでピストンの速度を上げた。
加えて佐和山の両乳首転がし。
「んはぁぁぁっ! んあぁぁぁぁっ!」
こうなった佐緒里に出来ることは、身体を弓なりに反らせヨダレを垂らして吼えるのみ。
早くもメス堕ちの様相だ。
「こんなに簡単にイッてしまうとはね。まるで淫乱女みたい」
「あ~、たまに来ますよね。診察されることが目当ての女」
「んへぇっっ! あへっ! くひぃぃぃっ!」
中谷が止めどなく湧き出て尻肉を伝い、シーツを濡らす淫汁を呆れ顔で眺めた。
指を3本に増やして先輩の膣穴を掻き回しながら、空いた手で小陰唇を引っ張る。
先ほどはあれほど股を開かれまいと抵抗した佐緒里だが、今は股関節が軋むほどに自ら大股を拡げて腰を突き上げたポーズに固まっていた。
ぬちゅっ。くちゅっ。
指強姦される佐緒里の股から湿った音が響く。
「やってる、やってる」
そこへ先ほどの女性二人が到着した。
姿は見えなくても騒がしい方向に向かえばいいので、広い病棟で迷うこともなかったはずである。
事実、階段を降りた二人がナースステーションに近付いた時には、佐緒里は中谷に膣穴に指を入れられた瞬間で、カウンターの内側で白い脚がバタバタ暴れる様子が確認出来た。
脚の付け根部分は遠目には黒っぽい翳りだったけど、近付くに従って肉色が生々しくなり、やがて指を根元まで挿入されてクリトリスが露出した女性器の全貌が露わになった。
期待通りの光景に女性たちの口元が緩む。
そして振り向いた中谷に「これ」と、拾ったサンダルを掲げて見せた。
「あら、わざわざすみませんね」
中谷は膣穴に指を突っ込んだまま、軽く頭を下げた。
そのまま立ち去る様子のない女性たちを咎めることもない。
見たいならご自由に。そんな態度だった。
それをいいことに、女性たちは佐緒里の足元側のカウンターに肘をついて、見物を決め込んだ。
剥き出しのマンコ、揺れる乳房。全て丸見えの位置取りである。
さぞやいい眺めだろう。
一人がスマホを取り出してレンズを向けると、もう一人も倣う。
それから何か囁き合うと、股間の正面と斜め横に分散した。角度を変えて撮るつもりらしい。
二十代後半の見かけと、揃ってムッチリと肉付きのいい体つき。乳房の膨らみも充分。普段ならば佐緒里の餌食でしかない。
これまでに佐緒里が手にかけた数千人を超える女性たちの中で、佐緒里のこんな姿を目にした者はいなかった。二人は自分たちがどれだけラッキーなのか知ったら驚くことだろう。
「そろそろ先生呼んでこようか」
「剃ってからにしよ。その方が先生にしっかり診てもらえるでしょ」
「あ~、そうっすね」
中谷が言うと、小曽根がいそいそとシェーバーの準備に向かった。
乳揉み娘がいなくなって、フリーになった乳房がこの時とばかりに乳踊りを始める。
「先輩、ツルツルに剃られたマンコを診てもらおうね~」
「んはぁぁぁぁっ!」
イカされ中の佐緒里は何も聞こえていない様子だった。
中谷にズボズボに犯されながら、はしたない声を張り上げる。
佐和山も小陰唇を摘まんで離さないので、揺れる乳房は放置状態だ。
「面白いようにアヘってくれるわね、このヒト」
中谷が佐緒里がイッた直後から、もう片方の指先で尿道口を押さえていた。
そうして栓をしておけば、突然の失禁に慌てることもない。プロならではの知恵である。もちろん中谷は、指の下で佐緒里の尿道口が完全に開いていることに気付いていた。
「ひぃっ、んはぁっ! んへぇぇぇぇっ!」
佐緒里が吼える。
飛び散る自らの乳汁に濡れたアヘ顔が、蛍光灯に照らされてテカテカに光って見えた。
失禁したいのか、時折腰を突き上げてローリングさせる。
「抵抗されるとこっちも体力使うし、イカせといた方がやりやすいよね」
中谷が嘯いた。
ぬぽっ。くちゅっ。いい音を立てて膣穴を指が出入りする。
「お待たせっ」
3分もしないうちに小曽根が戻って来て、佐緒里の足元に剃毛器具一式を並べた。
「剃ってやって。こっちはイカせとくから」
「ご指名っすか。あたし、マン毛剃るのって結構好きかも」
「ツルンツルンにしてやってね」
嬉しそうにシェーバーを握ったのは佐和山だ。
小曽根は直ちに定位置の上半身側に陣取り、乳捏ねに復帰した。ひと捏ねしてから「すごいわねぇ」と乳首を摘まんで乳汁を噴かせる。
絞り上げたり捏ねたり揺らしたりくすぐったり。小曽根の乳房揉みはねちっこく嫌らしかった。
佐緒里本人はイカされてしまい、自分が何をされようとしているのか理解できる状態にない。
「楽でいいっすねぇ。他の患者さんもみんなこうだとやりやすいのになぁ」
佐和山が鼻歌を歌いながら恥毛を剃り落としていく。
「ふふっ。綺麗にしようね、先輩」
女性の恥毛が生えている範囲なんて、普通はたかが知れている。
だから陰裂の上部をシェーバーが数回往復しただけで、黒い翳りの代わりに綺麗な肌色が現れた。
「気がつくとマンコの毛を剃られてるのって、ショックだよね」
陰裂の縁の部分を指で押し拡げ、器用に『具』を寄せてシェーバーを動かしながら、佐和山がクスクス笑う。
「人気のない玄関ホール、黄色っぽい天井の明かり。揺れる乳房は誰の物。マン毛を剃られる襲われ娘は誰にも気付いてもらえない。分かるかなぁ。分からないだろうなぁ。ふふっ」
佐和山が誰にも聞こえないような小声で呟いて舌を出した。
「んはぁぁぁっ!」
太腿を震わせて腰を突き上げる佐緒里は絶頂の真っ最中。だから聞こえるはずがない。
「ひぃぃぃっ、んはぁぁぁぁっ!」
「いくら閉門間近だって、あれだけギャンギャン悲鳴上げてるのに気付かないはずないですよねぇ。きっとラッキーとばかりに襲われ姿を鑑賞されちゃったんすよ、あたし。逆の立場だったら、絶対にそうするし」
佐和山に陰裂上部の襞を伸ばされ、丸々と張ったクリトリス亀頭を晒す。
それは佐和山たちナースにしてみればお馴染みの眺めだった。
恥毛は陰裂の上端付近が一番密度が濃いので、綺麗に剃るにはワレメを拡げて皺を伸ばさなければならない。クリトリスフードを引っ張ることになるので、剃毛される女性はクリ豆が剥けてしまうのである。
「先輩、エロいっす」
佐和山の指先が更に包皮の根元に指を添えてき剥き上げた。
裏筋まで露わになった佐緒里のクリトリスを、後輩たちが頭を寄せて覗き込む。
「クリでかいよね」
「あの人に似てない? ほら、ワゴン車に連れ込んでイカせた女教師」
「あ~、失禁して乳噴いたスジマン女? 似てるかも」
「あの女教師のイキっぷりも見事だったよねぇ」
「クリ剥いて揉んでたの、先輩なんだけどな」
「あ、エロぼくろ発見」
右側の小陰唇の付け根に小さなほくろを発見した中谷が、小陰唇を摘まんで引き伸ばした。
小陰唇はズルッと伸びたが、佐和山が押さえているのでクリトリスは剥けたままだ。
「んはぁぁぁぁっ!」
イキっぱの佐緒里が太腿をブルブル震わせて腰を突き上げた。膣穴の収縮とともにクリトリス亀頭がヒクヒク動く。
膣穴近辺はお汁にまみれてぬちゃぬちゃだ。
「メスになっちゃって。そんなに股拡げたら脚が攣っちゃいますよ?」
中谷が太腿をマッサージしてやりながら笑った。
カウンターの向こうに、ギャラリーが一人増えていた。制服姿の女子高生が、寄ってたかってマン毛を剃られる佐緒里の惨状を見つめている。
処方箋を手にしているということは、診察帰りに薬をもらいに寄ったのだろう。
先客の二人と何か言葉を交わして「えー」と絶句している。
これでは声をかけられるはずがない。だからと言って立ち去る気もないようだ。
女子高生はしばらくカウンターに肘をついて佐緒里の姿を眺めていたが、落ち着くと股間がよく見える受け払い口に移動して、身を乗り出すのだった。
受け払い口は一段低くなっており、後ろから見ると短いスカートの中が丸見え。
なんと彼女は下着を着けておらず、大きな尻と小娘らしいぴたりと閉じた陰裂まで見えている。
彼女自身、今まで下半身を晒してナースたちの餌食にされていたのだろうが、そんなことは綺麗さっぱり忘れてしまったらしい。
ラッキーとばかりにポケットからスマホを取りだして、撮影を始める ―― その動画を佳香に売り込めば、いい小遣い稼ぎになるだろう ――
「そろそろいいかな。先生呼んでくるね」
ほどなく佐緒里の恥部はツルツルになった。乳捏ね担当の小曽根が立ち上がる。
ゆらゆらと美味しそうに揺れる乳房を名残惜しそうに眺め、早足でナースステーションを後にする。
「いい乳揺れ」
「柔らかそうなお乳してますよね」
「この女、廊下でヒン剥かれちゃったのよ」
「へぇ、カイボウみたいですねぇ。何でまた?」
「さぁ。感染が何とかって言ってたけど。ふふ、抵抗しちゃって、輪姦現場みたいな騒ぎだったわ」
先客の女性と女子高生が、嬉しそうに足元からレンズを向け直した。
剃り上げられた恥部と、その向こうで揺れる乳房。
乳首は遠目にも明らかなくらい、ピーンと尖っている。
素晴らしく女性的な眺めだった。
「ひっ、ひっ、んひっ……」
佐和山と中谷が剃毛ついでに『具』を引っ張り出して弄くるせいで、佐緒里は仰け反ってイキ続けるばかり。中谷が主に膣穴と小陰唇、佐和山がクリトリス担当だ。
「んひぃっ! はぁぁぁっ!」
膣穴、小陰唇、クリトリス、乳首。イキっぱにされた女は、敏感なパーツをちょいちょいと刺激してやるだけで、面白いように反応してくれる。
「んはっ、んひっ……」
股間には、尿道口に栓をされてなお漏れ出した小水が、水たまりとなって拡がっていた。
あらゆる『汁』にまみれた女体が、絶頂に飲まれてピクリピクリと波打つ。
「先生、こっちです」
5分ほどで小曽根が医者を連れて戻ってきた。
「ようやく捕まえたか。舛谷君も、自分が主任という立場にあることを、ちゃんと自覚してくれないと……」
医者は佐緒里のイキ顔を一瞥して、言いかけた小言を飲み込んだ。
理性が飛んでいることが、一目瞭然だったからである。
「ふむ」
腕組みして、部下のナースの裸体を見下ろす。
剥き出しのマンコ、濡れた膣穴、揺れる乳房。
こんな機会でもなければ、医者と言えども目にすることはないはずである。。
「中々のものだ」
手を伸ばして乳房を片方握る。
医者が乳首を軽く摘まんだだけで、佐緒里は「ひぃ」と裏声を出して乳汁を飛ばすのだった。
「先生、剃毛は終わりましたけど、導尿はまだです」
中谷が尿道口を押さえたまま申告した。
「廊下で失禁されても困るので栓をしているのですが、限界みたいです」
「ああ、ここなら構わん。すっきりさせてやれ」
「分かりました」
中谷が小水の直撃を受けない位置に移動した。
佐和山も後に続く。
そして尿道口から指が離れた。
「……」
瞬間、ジワッと少量の小水が漏れるが、噴き出すには至らなかった。
「先輩、オシッコ出していいんだよ~」
「手伝ってあげますね」
佐和山が改めてマンコを拡げ直して、クリトリス包皮を引っ張り上げた。
プリッと剥け上がったクリ豆を、中谷の指が摘まんで揉み込む。
「アヒィィィっ!」
効果はてきめん。
佐緒里の腰が突き上がり、マンコのど真ん中からもの凄い勢いで小水が噴出した。
クリトリスを弄られた女性は失禁する。そういうものなのだ。イカされて理性が飛んだ状況下では尚更である。
プシャァァァァッ!
失禁音が大きく響く。
中谷が尿道口周りの小陰唇を掻き拡げてやると、二筋に別れていた放物線がひとつにまとまって長く伸びた。
「うわぁ、凄い失禁」
佐緒里の小水は足元の机を余裕で飛び越え、スマホを構えている女性たちの近くまで達した。ノーパン女子高生など「すごいすごい」と大喜びだ。
「ほほう」
女性の失禁現場なんか見慣れているはずの医者でさえ驚くほどの大失禁だった。
どれだけたまってたんだと呆れるほどに、シャーシャー音を立てながら小水が撒き散らされる。
「くひぃぃぃっ!」
小曽根がいそいそと失禁中の女体に近付き、乳房を揉み込みにかかった。
柔乳気味の乳房を脇から絞るように寄せて胸の真ん中に盛り上げ、天井を向いて並んだ乳首を器用に摘まんで乳汁を噴かせる。
「くはぁぁぁぁぁぁっ!」
シャァァァァァッ!
乳房を捏ねられながら、延々と失禁を続ける佐緒里。
シャァァァァァッ!
淫汁がしぶきに洗われて、膣穴の肉色が鮮やかだ。
シャァァ……
身体がピクピク震え、放物線の軌道もぶれる。
「まだ出るでしょ」
放物線の勢いが衰えて来ると、中谷がクリトリスの裏筋をくすぐりにかかった。
シャァァァァァッ!
悲鳴と共に、放物線の勢いが復活する繰り返し。
「ふふっ……」
中谷は佐緒里を一滴残らず失禁させるつもりらしかった。
裏筋刺激を繰り返し、手のひらで膀胱を押さえて残尿を絞り出す。
「もうビショビショ」
傍らでは佐和山がモップで床を拭いていた。
診察どころではない有様だったからである。
「やられてるな。間違いない」
医者が佐緒里の膣内から採取した検体を顕微鏡で確認した。
「相当な量だな、あの女教師と同等レベルだ。だから早く検査をと言ったのに、仕方のない奴だ」
ぼやきつつ振り向くが、佐緒里の反応はない。
散々抵抗した佐緒里もとうとう落ちてしまい、大の字になって白目を剥いて悶絶していた。
荒い呼吸で胸郭がせわしなく上下に動き、乳汁まみれの乳房が一定周期で揺れる。
ただ、意識があろうとなかろうと、マンコは全開のままだった。
クリトリス、小陰唇、膣穴。『女』をワンセット曝け出された状況は変わらない。
後輩たちが好き勝手に指を伸ばして、佐緒里のマンコを弄んで笑っていたからである。
名目上は失禁の後始末と膏薬塗布。同性の指先に嬲られるナマモノがグニグニ動く。
膣穴に交代で2本指が挿入される度に、クチュと湿った音が上がった。
膣内は特に念入りに塗布しなければならない。だから、常に誰かの指が入って掻き回していた。
「当面、空き病室で経過観察。職場復帰は治ってからだ。ナースが感染源になったのでは、しゃれにならん」
医者が処置を下した。
「分かりました」
中谷が仕上げに膣穴に脱脂綿を詰め込む。
佐和山がクリトリスフードを揉んで『剥け癖』を直してやり、小曽根が乳首にガーゼを当ててバッテン型にテープで貼り付ける。
それは普段ナースが女性患者にしてやっていることでもあり、とても手際が良かった。
なお一週間ほど後になって、例の野次馬女子高生が勤務中の佐緒里の姿を目撃しているから、佐緒里が無事に職場復帰を果たしたことは確かである。
完